阪神・淡路大震災の際、海の水を放水して消火に当たった事例からヒントを得て
荒川区は隅田川から取水して、震災などによる火災に備える永久水利施設を
あらかわ遊園に設置しました。
いくら使っても無くならない川の水を利用する事から「永久」という
ネーミングになっているようです。
足立区でも、荒川区にならい「永久水利」を整備すべく校舎を建て替えた
本木小学校に、永久水利と考え方が近い「深井戸」を東京消防庁が設置したのが、5年前。
ここでは、約220メートルほど掘り取水量は毎分2トンと、川から取水する
永久水利とほぼ同等の機能を有しています。
「深井戸」の正式名称は「災害用深井戸」。
自家発電設備の燃料さえあれば、ほぼ無限に使用できます。
東京消防庁は本木小学校のほか、西新井消防署大師前出張所、区立関原中央公園
にも設置してくれて、大震災時、木造密集地域では延焼を食い止め、
火災の拡大を防ぐのには、この様な深井戸が有効的という事で、
区も独自に設置していく事を決めました。
まず2018年に「千住龍田町防災ひろば」に整備。
そして区の整備 第2弾として柳原に設置工事中というわけです。
防災・減災、災害対策は区民の命と財産を守るために喫緊の課題です!
私は足立区議会きっての災害対策通として、これからも防災減災に真剣に取り組んでまいります。
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